今季はクリス・ウッドが大ブレイク photo/Getty Images
欧州カップ戦を戦う場合はバックアッパー陣の補強が不可欠
まだ来季のチャンピオンズリーグ出場権を確保できるかは分からないが、今季のノッティンガム・フォレストは大充実のシーズンを過ごしている。理想はCL出場権獲得だが、獲得できずとも悪いシーズンではない。
英『Nottingham Post』は来季のノッティンガムに必要なものは何かと特集を組んでいるが、欧州カップ戦に参戦する場合は選手層に厚みが必要だ。
まず守備陣ではサイドバックのオラ・アイナ、センターバックで大ブレイクのムリージョらキーマンを残留させなければならない。主力をキープしつつ、今季リーグ1のレディングにレンタル移籍している20歳のニュージーランド代表DFタイラー・ビンドンを復帰させれば、センターバックの層は厚くなる。
同メディアが最も重要とするのは、前線の補強だ。今季は最前線でニュージーランド代表FWクリス・ウッドがブレイクしているが、ウッドも33歳とベテランだ。複数コンペティションを戦うには、ウッドの負担を軽減するFWが必要になる。イプスウィッチ・タウンFWリアム・デラップのような選手を引き抜ければ言うことなしだ。
2列目に入るモーガン・ギブス・ホワイト、アンソニー・エランガ、カラム・ハドソン・オドイの残留も重要で、それに続く新戦力として同メディアはマルセイユFWルイス・エンリケの獲得プッシュしている。今季リーグ・アンで7ゴール6アシストと結果を出している選手で、すでに複数クラブが関心を寄せている。
いずれにしても、ノッティンガムが快進撃を継続するには補強が欠かせない。今季だけの快進撃で終わらせないためにも、今夏の市場での動きは非常に重要なものとなるだろう。