ワトフォード指揮官を解任されたクレヴァリー photo/Getty Images
プレミア昇格への道は見えず
2015-16シーズンから5シーズンはプレミアリーグの舞台で戦えていたが、ここ最近は2部と行ったり来たりのシーズンが続いているワトフォード。2021-22シーズンに降格してからは2部での戦いが続いていて、今季も14位に終わった。
そのチームで英『DailyStar』が気にかけているのは、あまりにも多い監督交代だ。2013年にジャンフランコ・ゾラがチームを離れたところから、12年で20人もの監督がチームを指揮している。
今季はマンチェスター・ユナイテッドでもプレイしたトム・クレヴァリーが指揮してきたが、14位に終わったこともあって今季限りで解任に。この12年を振り返ると、最長は2018年から594日間チームを指揮したハビ・グラシア政権となっていて、ほとんどは1シーズンで交代している。
これだけ監督交代が続けば、長期的な視点に立ったチーム強化は難しいだろう。2022-23シーズンは2部で11位、昨季は15位、そして今季は14位と難しい戦いが続いているが、プレミア昇格への道を見つけられるか。