角田裕毅が痛恨の“馬鹿げたミス”でクラッシュ 空中で裏返る大...の画像はこちら >>

レッドブルの角田 Photo/Getty Images

悔恨と反省

F1第7戦エミリア・ロマーニャGPの予選Q1で、レッドブルの角田裕毅がクラッシュによる赤旗を引き起こした。クラッシュ後に公開されたコメントでは、自身の判断ミスを「馬鹿げたミス」と表現し、深く謝罪している。



Q1開始直後、「ビルヌーブ・シケイン」の縁石に乗った角田のマシンは、後方からコントロールを失いスピン。高速度のままウオールに激突したマシンは宙を舞って裏返しになり、地面に激しく落下して回転しながら元の姿勢に戻った。フロントとリアの両方が大破する衝撃的なクラッシュとなり、角田は18日の決勝をピットレーンスタートで迎える見込みである。

幸いにも角田は自力でマシンから脱出。メディカルチェックを終えた後の取材で「ありがたいことに体は大丈夫。でも、全く不必要な状況でこんなことをしてしまって、とても悔しい」と語った。

今回のレースではマシンに新たなアップデートが施されていたが、バランスの調整には苦戦していた模様で、「調子の良いセッションもあれば、突然ダメになるセッションもあった。フリー走行3回目では原因が全くわからなかった」と振り返る。

「ターン1から3までは感触が良かった。でもその直後にクラッシュしてしまった。本当に残念。マシンは走れる状態だったのに、馬鹿げたミスで全てを失った」と反省の弁を述べた。


角田は「予選の早い段階で、不必要なプッシュをして車を失った。本当にチームに申し訳ない。明日はとにかく順位を上げていくしかない」と語り、巻き返しを誓った。

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