アレクサンダー・アーノルドと対峙するクヴァラツヘリア Photo/Getty Images
トップレベルの勝負
パリ・サンジェルマンのジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアが、対戦した中で最も手強かったDFとしてトレント・アレクサンダー・アーノルドの名を挙げた。リオ・ファーディナンド氏のYouTubeチャンネル『Rio Ferdinand Presents』でのインタビューにて語っている。
「これまで多くのディフェンダーと対戦してきたけど、対戦した中で最もタフなディフェンダーはトレントだと思う」と語るクヴァラツヘリア。さらに「たくさんの名前は言えないけど、パリで過ごした時間の中で一番大変だったのはトレントだね」と続けた。
アレクサンダー・アーノルドは、攻撃的SBとして名を馳せる一方、守備面では不安視されることも多い。しかし、世界屈指のドリブラーであるクヴァラツヘリアからのこの言葉は、彼の守備能力を再評価する声を呼び起こしそうだ。
クヴァラツヘリアは昨夏にパリ・サンジェルマンへ加入。加入初年度からフランスを席巻し、公式戦43試合で11ゴール9アシストを記録。チームのリーグ優勝やチャンピオンズリーグ決勝進出に大きく貢献した。巧みなボールタッチと切れ味鋭いドリブルで欧州屈指のアタッカーとしての地位を築いている。
そんな天才が「抜けなかった」と明言するアレクサンダー・アーノルド。改めてそのポテンシャルの高さを感じさせる証言である。