セリエA年間MVPのマクトミネイ Photo/Getty Images
ナポリの英雄に
ナポリの新たな英雄となったスコット・マクトミネイが、劇的な一撃で2季ぶりのスクデットに花を添えた。最終節カリアリ戦、勝てば優勝という緊迫の一戦で、華麗なバイシクルシュートを決めて試合を動かし、自らの名を歴史に刻み込んだ。
ナポリはセリエA第38節を迎えた時点で勝ち点「79」、2位インテルに1ポイント差をつけて首位に立っていた。運命の最終節、ホームにカリアリを迎えた一戦は開始から攻勢に出る。
試合が動いたのは42分。レオナルド・スピナッツォーラが左サイド深くで受けたボールを中央へ。ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォを経由して右へ展開すると、マッテオ・ポリターノがカットインからインスイングのクロス。ボックス内で構えていたマクトミネイが巧みに体を預けて守備を外すと、そのままバイシクルキックを炸裂。ゴール右隅に突き刺さる衝撃の一撃で、ナポリが先制に成功した。
後半51分にはロメル・ルカクが追加点を挙げ、ナポリが2−0で勝利。インテルも同時刻に勝利を収めたが、ナポリが勝ち点「82」で2季ぶりの優勝を決めた。
この劇的な幕切れを演出したマクトミネイは、今季ナポリで12ゴール・6アシストを記録。大舞台でも結果を残し、堂々のセリエA年間MVPに選出された。プレミアリーグからの移籍初年度で主力に定着し、タイトルと個人賞を同時に手にする理想的なシーズンを築き上げた。
名門ナポリで新たな伝説を刻んだスコットランド代表MF。その名はスクデットとともに永遠に語り継がれることとなる。
ついにこじ開けた!
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 23, 2025
アクロバティックに決め切った#マクトミネイ 値千金の先制ボレー
2季ぶりスクデットへ
ナポリが大きな先制ゴール
セリエA第38節
ナポリ×カリアリ
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