リヴァプールとの別れ近づくA・アーノルド photo/Getty Images
リヴァプールでの最後の試合近づく
昨シーズンまでリヴァプールの指揮官を務めたユルゲン・クロップ氏は今シーズン限りで退団が決まっているトレント・アレクサンダー・アーノルドへのブーイングについて言及した。
6歳の頃からリヴァプールのアカデミーに所属し、今ではクラブを象徴する選手に成長した同選手の退団は大きな話題となり、第36節のアーセナル戦ではアンフィールドでホームサポーターから大ブーイングを浴びた。
そんななか、今週末に行われる最終節クリスタル・パレス戦でアンフィールドに帰ってくるクロップ氏はファンのアーノルドへの対応に苦言を呈した。
「あなたたちにどう考えるべきかを教えたいわけではない。あなたたちの考えが間違っていることを指摘することはできる。怒ってはいけない、失望してはいけないとは言っていない。忘れてはいけないと言っているのだ。このクラブは決して忘れない」
「彼が登場したとき、私は試合を見ていたが、ブーイングが聞こえ、テレビを消したよ。正直、この瞬間、これ以上ないほどがっかりした。彼は本当にすべてを捧げ、リヴァプールのエンブレムを身に付けている」(英『BBC』より)
ファンの気持ちに理解を示しつつ、アーノルドのこれまでの功績にも目を向けてほしいと語ったクロップ氏。
アンフィールドで今週末に行われるパレス戦の後には優勝セレモニーも行われる予定で、選手たちやクラブ、ファンにとって特別な1日となる。そこで退団が決まったアーノルドへのファンの対応も注目を集めることとなるが、果たして。
Boos ring around Anfield as Trent Alexander Arnold's name is announced. A sad ending to a marvellous Liverpool career. pic.twitter.com/hDIIZgZiFf
— DaveOCKOP (@DaveOCKOP) May 11, 2025