ギャリー・ネビルが「14年仕事してきて初めて」と憤慨 ノッテ...の画像はこちら >>

出禁を言い渡されたネヴィル氏 Photo/Getty Images

まさかの出禁

ノッティンガム・フォレストが元イングランド代表で『Sky Sports』の人気解説者であるギャリー・ネビル氏のスタジアムへの入場を拒否し、大きな波紋を呼んでいる。背景にあるのは、クラブのオーナーであるエヴァンゲロス・マリナキス氏に対するネビル氏の批判である。



発端は、フォレストがレスター・シティと引き分けた試合後、マリナキス氏がピッチに降り立ち、指揮官ヌーノ・エスピリト・サントに対して激しく詰め寄ったと報じられた件だ。ネヴィル氏はマリナキス氏の行為を激しく批判したが、クラブ側はその報道を否定し「マリナキス氏は負傷したタイウォ・アウォニイをより早く交代させなかったことについて意見を述べたのみ」と釈明した。

ネヴィル氏が批判のコメントを述べたことで、フォレストがシティ・グラウンドへの仕事での立ち入りを許可しなかったという。ネビル氏はその試合の解説は行わないことになり、この対応に不満を示している。「14年この仕事をしてきたが、このような状況は経験したことがない」と、自身のSNSで強い失望感を綴った。そして、チェルシー戦当日にシティ・グラウンドでの解説業務ができなくなったことを報告し、「大きなクラブがこのような決定を下すのは残念」と断じた。

『Sky Sports』もこの事態に強く反応。「前例のない出来事」として、チェルシー戦の放送をロンドンのスタジオから行う決定を下したと発表。現場からの中継を見送る異例の対応を取ることとなった。来季に向けて関係は改善されるのだろうか、注目が集まる。

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