アフマダリエフが契約するマッチルームのハーン会長が来日 力石...の画像はこちら >>

強気な発言で注目を集めたハーン氏 photo/Getty Images

力石と対戦のヌニェスも契約

5月28日に横浜BUNTAI で行われるプロボクシングのダブル世界戦。その公式会見が26日、横浜市内のホテルで開かれ、マッチルームのエディー・ハーン会長が出席し、話題となっている。



そのマッチルームといえば、9月14日に井上尚弥と対戦するWBA同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフが契約している英国の興行大手。このダブル世界戦のセミファイナル、IBF世界スーパーフェザー級王座決定戦に出場する同級1位エドアルド・ヌニェスも契約している。そのため今回の会見にハーン氏が出席。彼の口から、どんな言葉が飛び出すか注目された。

ハーン氏は会見で、まず同級3位・力石政法と戦う今回の試合について言及。「今、日本ではボクシングが盛んだが、日本のファンには先に謝らないといけない。ヌニェスは凄く強い。恐らく勝ってしまう」と強気の言葉を口にすると、9月の井上戦に向けては、この来日を機に大橋会長と調整を進める予定であることを明かし「今は関係は悪くないと思うが、明後日、力石が負け、9月に井上も負ければ、私のことを嫌いになるかもしれない」と語る一幕もあった。

そしてハーン氏は、アフマダリエフの強さにも自信を示した。「パンチ力はカルデナスやネリよりもある。この階級では井上がこれまで戦ってきた誰よりも強い。ボクシングスキルも比べものにならないし、頭も良い」と絶賛し、カルデナス戦では井上が「そのレベルの選手に対して、自分が攻めたらどんなパンチが返ってくるか、あんまり考えずに戦っていたのではないか。
ムロジョン戦はもっと危機感を感じながら戦ってくるはずなので、あんなことにはならないと思う」と試合展開についても見解を述べた。

今回、強気な発言を繰り返したハーン氏。力石にも井上にも、その予想を覆すような戦いを期待したいところだ。

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