インテルCL決勝で歴史的大敗もマロッタ会長「全てが帳消しにな...の画像はこちら >>

ラウタロを労わるマロッタ会長 photo/Getty Images

5-0で敗れる

インテルのジュゼッペ・マロッタ会長は、チャンピオンズリーグ決勝での大敗を受けてなお、シモーネ・インザーギ監督に対する評価を変えない考えを明らかにした。

その決勝戦後、同会長はメディアの取材に対応。

試合の感想を聞かれると「相手にあらゆる面で圧倒され、最悪の夜だった。スコアに関わらず、当然の敗北だった。しかし、これがシーズン全体に影響を与えるべきではない。チャンピオンズリーグでこれまで歩んできた道のりを考えてほしい。非常に強いチームと対戦した。来場してくれたファンには申し訳ないが、本当に最悪の夜だった」と語った。

またこの敗北によってインザーギ監督への評価が変わるかとの質問には「変わらない。インザーギとは来週会う。彼の契約はまだ1年残っているが、彼はこの4年間で能力を発揮してきた。彼の功績の多くはプロ意識によるもの。悪い夜だったからといって、すべての功績が帳消しになるわけではない」と明言した。

リーグフェーズでは固い守備で好調を維持し、トーナメントではバルセロナやバイエルン・ミュンヘンを破って勝ち上がってきただけに、この敗北はクラブにとっては衝撃が大きかったことだろう。


ただインザーギ監督にはサウジアラビアのアル・ヒラルから高額オファーも届いていることから、今後その去就が注目される。来季もインテルとの関係が継続されるのかどうか、その動向に注目だ。

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