井上尚弥のライバル、ドネアが6・15WBAバンタム級暫定王座...の画像はこちら >>

井上が狙うフェザー級でも戴冠しているドネア  photo/Getty Images

勝てば3年ぶりの王座返り咲き

井上尚弥のライバル、ノニト・ドネアが日本時間6月15日に、アルゼンチンのブエノスアイレスで同級8位アンドレス・カンポスとのWBA世界バンタム級暫定王座決定戦に臨む。

42歳のドネアはこれまで5階級制覇を達成し、現在はWBA世界バンタム級5位にランクインしている。

井上とは2度対戦しており、1度目は当時WBA世界バンタム級王者だったドネアとIBF同級世界王者だった井上が統一戦を行い、判定にもつれ込む激闘を演じた。

今回、そのドネアが臨む一戦は、WBA暫定王座決定戦。ただ堤聖也が休養王者となり正規王者となったアントニオ・バルガスがいる中で、王者の乱立は批判の声も上がっている。

その是非はともかく、勝てば22年6月に井上尚弥との3団体同級王座統一戦に敗れて以来の王座返り咲きとなる。また自身が持つバンタム級最年長タイトルの記録更新も狙う。

23年7月に行われた前戦では、アレハンドロ・サンティアゴとのWBC世界同級王座決定戦に判定負けを喫した。ボクシング界のスーパースターが約1年11カ月ぶりのリングに上がる。

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