PSGで活躍するドゥエ photo/Getty Images
ポテンシャルは特大だ
チャンピオンズリーグ決勝で2ゴールを叩き込む勝負強さ、時折見せるトリッキーなドリブルなど、パリ・サンジェルマンの欧州制覇に大きく貢献した19歳のフランス代表FWデジレ・ドゥエ。
そのプレイスタイルから『フランスのネイマール』なんて呼び名もあったが、それも大袈裟ではないのかもしれない。
ファーディナンド氏は、今年に入ってからトッテナムDFジェド・スペンスと話す機会があったという。その際に「将来有望だと思う若手選手を教えてくれ」と頼むと、スペンスはドゥエの名前を挙げたという。ファーディナンド氏はその時のことを次のように明かしている。
「彼(スペンス)がレンヌにレンタル移籍していた時期があると知らなくてね。スペンスは『レンヌでドゥエと一緒にプレイしたけど、彼はネイマールの生まれ変わりみたいだよ』と言っていたんだ。当時は確信がなかったが、ドゥエのプレイをチェックするうちに『本当にそうかもしれない』と思い始めた。彼には大きな可能性があると思うし、彼の限界がどこにあるかは分からない」(『TNT Sport』より)。
ドゥエはレンヌのアカデミーで育ち、昨夏にレンヌからPSGに移籍している。スペンスは短期間ではあったが、2023年にトッテナムからレンヌにレンタル移籍していた。その際ドゥエに衝撃を受けたようだ。
まだアタッカーとして完成したとまでは言えないかもしれないが、ポテンシャルは抜群だ。