ブラジルでプレイするコウチーニョ Photo/Getty Images
構想外の現実
アストン・ヴィラがフィリペ・コウチーニョとの契約解除に動き出すことが明らかとなった。『The Athletic』でクラブを担当するジェイコブ・タンツウェル記者が報じている。
コウチーニョは2022年7月にバルセロナからアストンヴィラに完全移籍した。しかし、新天地でもスタメンの座をつかめず、カタールのアル・ドゥハイルへのレンタルを経て、今季はブラジル1部のヴァスコ・ダ・ガマにレンタル移籍している。
ヴィラとの契約はあと12か月残っているが、クラブ側はこの契約の早期終了を目指しており、来季のスカッド構想からは完全に外れている。リヴァプールで輝いていた全盛期は、いまや過去の栄光となってしまったコウチーニョ。気がつけば32歳。復活に期待はかかるものの、新天地がどこになるのかは依然として不透明だ。
ヴィラは欧州コンペティション出場を控える中で、スカッド整理とサラリー圧縮を急務としており、構想外となった選手の処遇に本格的に着手している。今後も複数選手の動向に注目が集まることとなりそうだ。