アーセナル移籍が間近とされるスビメンディ Photo/Getty Images
残留の可能性は低そうだが
アーセナル移籍がすでに内定とも言われているレアル・ソシエダMFマルティン・スビメンディ。現在、ネーションズリーグの準決勝フランス代表戦を戦うためスペイン代表キャンプに合流しているが、国営ラジオの放送のなかで自身の去就について口を開いている。
「もちろん選択肢はある。今年はいつもと違う長い夏になりそうで、どうなるかわからないのは事実だ。どんな終わり方になるかわからない。でも今はそれについて考えるのは優先事項じゃない。僕は代表チームの一員としてここにいるから。代表チームのことだけで大変だし、もし何か言わなければならないことがあれば、その時にそうするよ」
すでにロンドンでアーセナルのメディカルチェックを済ませたとも一部で報じられているスビメンディ。しかし本人はそれをかき消すように、地元サン・セバスティアンのビーチで撮った写真をSNSに投稿している。
「これはサッカーを取り巻く状況の一例だよ。朝起きると、自分が知らなかったことを何度も目にする。これがまさにその好例だ。あまり真剣に受け止めていないけど、とにかく実際に起こっていることと違うと少しでも強調したかったから、こういう写真を投稿したんだ」
すでにアーセナル移籍が内定はしているものの、レアル・ソシエダの会計上の都合で契約そのものは来月になるとも伝えられているスビメンディ。「長い夏になる」という表現は自身がどこかへ旅立つことを暗示しているような言い回しであり、残留の可能性は高くはなさそうだが、アーセナル移籍は本当にあるのか。