今季2つのクラブで解任されてしまったユリッチ氏 photo/Getty Images
強豪クラブの地位を継続できるか
アタランタ退任を発表しているジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の後任として、イヴァン・ユリッチ氏が有力候補となっているようだ。
これまで候補に挙がっていたのは、今季途中でユヴェントスの監督を解任されたチアゴ・モッタ氏や、先日フィオレンティーナの監督を電撃退任したラファエレ・パラディーノ氏。
そして『Football Italia』は、そのユリッチ氏が、現役時代クロトーネで選手と監督の間柄だったことや、引退後にジェノアでガスペリーニ監督のアシスタントコーチを務めた経験があることから、現監督のサッカー哲学に影響を受けており、有力候補になりつつあるという。
しかしユリッチ氏は、今季ローマとサウサンプトンで監督を務めたものの、いずれも結果を出すことができずに解任されている。そのマイナスイメージは、今や強豪に成長したアタランタにとってはリスクが大きいようにも思える。一方で『Football Italia』の指摘通り、ユリッチ氏の戦術がこのクラブとはマッチして、それが結果につながるかもしれない。
果たしてアタランタの指揮官は誰が務めるのか、その動向に注目だ。