サントスのネイマール Photo/Getty Images
大規模な補強へ
ジョゼ・モウリーニョが率いるフェネルバフチェが、今夏の移籍市場で“大規模な補強”に動くと複数メディアが報じている。目玉は元バルセロナのネイマールで、加えてイ・ガンイン、ゴンサロ・ラモスらPSG勢も候補に挙がっている。
『FANATIK』などによると、モウリーニョは昨季トルコ・シュペルリグを11ポイント差でガラタサライに譲った責任を重く受け止め、就任2年目でのタイトル奪還に向けた大型補強をクラブに要請しているという。
中でも驚きの名前として挙がったのがネイマールだ。フェネルバフチェは1年半契約を提示しているとされ、ユニフォーム販売や話題性も含めた“爆弾級”の補強になると現地では報じられている。
さらにPSGからは、韓国代表MFイ・ガンインとFWゴンサロ・ラモスのダブル獲得も視野に入れており、クラブ会長同士の良好な関係を武器に交渉を進めているという。
一方で同クラブが狙っていたユヴェントスにレンタル移籍中のFWランダル・コロ・ムアニは、同クラブ残留を望んでおり交渉は不調に終わった模様。その代替として浮上しているのが、モウリーニョとトッテナム時代に共闘したFWソン・フンミンだ。
トッテナムで主将を務めたソンは、今季クラブの17年ぶりタイトルに貢献したものの、契約は残り1年。新たな挑戦を視野に入れているとされており、トルコ移籍の可能性が現実味を帯びている。
また、カイル・ウォーカーにも正式オファーを提示したと、トルコ人ジャーナリストのヤズ・サブンジュオール氏が報道。昨季後半戦はACミランにローン移籍していたウォーカーは構想外となっており、ブライト・オサイ・サミュエルの後釜として白羽の矢が立った形だ。
異例の補強計画を進めるフェネルバフチェ。モウリーニョの野望は“欧州の主役”への布石となるか、注目が集まる。