U-21スロベニア戦でハットトリックを決めたウォルトマデ photo/Getty Images
U-21世代で最強のストライカーへ
今季ブンデスリーガで12ゴール2アシスト、DFBポカールで5ゴール1アシストを記録し、一気にブレイクしたシュツットガルトFWニック・ウォルトマデ。
この6月にはドイツA代表デビューも果たしたが、ウォルトマデの休暇はまだ先だ。現在はU-21ドイツ代表に合流していて、スロバキアで開催されているU-21欧州選手権を戦っている。
ウォルトマデはこの世代の絶対的エースであり、ウォルトマデはさっそくグループステージ初戦のスロベニア戦からハットトリックと大爆発。チームを3-0の勝利に導いており、独『Bild』は「ウォルトマデの存在はますます大きくなっている」とパフォーマンスを絶賛している。
気が早いが、同メディアはU-21欧州選手権の歴代最多得点記録を塗り替えてほしいと期待をかけていて、これまではドイツ人FWルカ・ヴァルトシュミット、スウェーデン人FWマルクス・ベリが記録した大会7ゴールが1大会での最多得点となっている。
ウォルトマデは初戦からハットトリックを記録したため、記録更新には残り5ゴールが必要だ。簡単に達成できるものではないはずだが、U-21ドイツ代表でチームメイトのMFエリック・マルテルはウォルトマデなら十分に可能と信頼を寄せる。
「彼にはその記録を塗り替えてほしいね。彼なら毎試合3ゴール決められると思うよ」
同じくチームメイトのMFロッコ・ライツも「ウォルトマデには10ゴールは決めてほしいね」と高いハードルを設定している。
当然これだけの活躍を見せているとなれば、ウォルトマデ獲得に本腰を入れるビッグクラブも増えるはず。198cmのサイズも魅力で、ドイツで新世代の大型ストライカーが完成の時を迎えようとしている。
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— UEFA Men's Youth (@UEFAMensYouth) June 12, 2025
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