24号&25号を放った大谷 photo/Getty Images
体勢崩れてもフェンス越え
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が日本時間15日、本拠地で行われたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦に1番・DHで先発出場。初回に先頭打者で11試合ぶりとなる24号を放つと、第4打席にも1試合2発となる25号を記録し、日本人選手最多のメジャー通算250号を達成した。
初回の第1打席では、変化球が続いた4球目、真ん中高めのカットボールを見逃さなかった。しっかり捉えると、右中間に飛距離419フィート(約127.7メートル)の一発。悠々フェンスを越えた。これで先制したドジャースは、打線が繋がり3回までに7点の大量リードを奪う。投げてはチームのレジェンド投手クレイトン・カーショーも無失点ピッチングで盛り立てた。
大谷の第2打席は敬遠、第3打席は四球といずれも出塁。そして6回にまわってきた第4打席では、フルカウントからの5球目の外角ボール気味のカーブをうまくバットに乗せて引っ張り、再び右中間スタンドへ飛ばした。体勢を若干崩しての当たりだったが、打球は伸びて右翼フェンスをギリギリ越えた。
大谷の先頭打者弾は今季7本目。1試合2本は今季3度目で通算22度目となった。本塁打ランキングはナ・リーグでは首位に立ったが、ア・リーグではニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ、シアトル・マリナーズのカル・ローリーが26本を打っており、1本差に迫った。
なおチームはこの試合に勝ち、ナ・リーグ西地区の首位攻防戦1勝1敗とした。