ヴィッセル神戸で活躍する宮代 photo/Getty images
得点量産体制へ
Jリーグで絶好調のヴィッセル神戸の25歳FW宮代大聖が7月に韓国で開催されるE-1選手権での日本代表入りに向けて強烈なアピールを続けている。
昨日、Jリーグ第21節としてヴィッセル神戸は勝ち点差1の川崎フロンターレとアウェイで対戦。この試合でまたしても圧巻のパフォーマンスを披露したのが宮代。前半10分に巧みなボールコントロールから鮮やかなボレーシュートで同点弾を挙げると、後半52分には美しいターンで日本代表DF高井幸大をかわしてこの試合自身2得点となる逆転ゴールを記録してみせた。かつて自身が育ち、プロとしての第一歩を踏み出した古巣川崎フロンターレ相手に鮮烈な2ゴールを挙げた宮代はこれでJリーグ直近4試合で5ゴールと絶好調を維持している。
シーズン序盤は怪我で出遅れたものの、復帰後は安定したパフォーマンスを見せており、5月末からは得点量産体制に。ここまでJリーグでは16試合で7ゴール2アシストと得点感覚も取り戻し、今季も持ち前のゴール前での落ち着きや動き出し、ポジショニングやフィニッシュの精度の高さが際立っている。3連覇を目指すヴィッセル神戸の攻撃陣を牽引する活躍ぶりは、国内組のみでメンバー編成されるE-1選手権の代表メンバー候補として十分にふさわしいと言えるだろう。
U-17、U-19、U-20と世代別の日本代表には選出され続けていた宮代だが、未だA代表には未招集。現在の日本代表には同選手と同じく川崎フロンターレの下部組織出身選手が多く召集されている中、Jリーグで結果を残す宮代も次なるステージとしてA代表の舞台に立つ日も近いかもしれない。
E-1選手権のメンバー発表は目前。果たして大迫勇也や武藤嘉紀という大黒柱を欠く厳しい状況下のヴィッセル神戸を若きエースとして牽引する宮代の名前は26名の召集リストに刻まれるのだろうか。
反転が巧すぎる
— DAZN Japan (@DAZN_JPN) June 21, 2025
美しいゴールを量産#宮代大聖 この試合2ゴール目
明治安田J1第21節
川崎F×神戸
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