CWCを戦うレッズイレブン Photo/Getty Images
情熱の風景
浦和レッズが世界を驚かせたのは、渡辺凌磨の一撃だけではなかった。FIFAクラブ・ワールドカップのグループステージ第2戦、インテルとの一戦は1-2の惜敗に終わったが、アメリカの地に鳴り響いたのは、埼玉スタジアムさながらの熱狂であった。
スタジアム南エンドゾーンには、大勢の浦和サポーターが集結。エンブレムを模したコレオ、全身で跳ね、叫ぶ姿、休むことなく鳴り続けるチャント。それは、ホームと何も変わらない空間と評されるほどの迫力を生んだ。
アルゼンチン紙『Ole』は「浦和サポーターの熱狂は特別な光景だった」と称賛。試合終了直後、涙を流すサポーターの姿には「そこにあったのは純粋なフットボールへの情熱だった。これぞフットボールである」と記した。
SNSでも「アメリカだろうが、まるでホームのように応援するレッズサポ」「アメリカ=埼スタ!?」「過激なイメージがあったけど、こういうのを見ると、本当にサッカーが好きで情熱的な人が多いんだと感じる」「感動した」などの声が殺到。浦和の応援文化は“誇り”として世界に響いているようだ。
今節の敗戦でグループ敗退が決まったものの、サポーターたちは世界を驚かせるほどの“情熱”を確かに示してみせた。
ISSO AQUI É SENSACIONAL!!
— Tonnbahia (@tonnbahia24) June 21, 2025
Torcida do Urawa Red Diamonds proporcionando uma linda imagem no Mundial de Clubes da FIFA
SPORTV pic.twitter.com/llewfUYRsd