浦和を沈めた衝撃の一撃 デオッサの無回転弾にプスカシュ賞候補...の画像はこちら >>

悔しい結果に終わった浦和レッズ Photo/Getty Images

流れを変えた一撃

FIFAクラブワールドカップで歴史に残るかもしれないゴールが生まれた。グループステージ最終節、浦和レッズとモンテレイの一戦で、30分にネルソン・デオッサが放った一撃が均衡を破る先制点となった。

0−0で迎えた前半30分、自陣中央寄りから持ち上がったデオッサは、相手をいなすとそのまま左足を振り抜く。無回転気味の鋭いシュートは浮き上がるような軌道を描きながらゴールに突き刺さり、GK西川周作は不規則な軌道に反応することができなかった。衝撃の一撃にSNS上では「プスカシュ賞候補ではないか」との声も噴出している。

その後、試合は完全にモンテレイが主導権を握る展開となり、前半のうちに3点、後半にはさらに1点を追加。合計4−0で勝利し、グループ2位でのノックアウトステージ進出を決めた。

一方、浦和はこれが大会3連敗。勝点なしでグループ最下位となり、悔しい形で今大会を去ることとなった。前半の主導権を握っていただけに、デオッサの一発が試合を決定づけたと言えるだろう。


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