浦和サポーターが大会終了後に“スタジアム清掃”の美しき習慣 ...の画像はこちら >>

CWCに出場したレッズイレブン Photo/Getty Images

誇るべき文化

クラブワールドカップ最終戦を終えた後、浦和レッズのサポーターがスタジアムに残り、観客席のごみを清掃する姿が話題となっている。この行動が現地メディアに取り上げられ、世界中のファンから称賛の声が相次いでいる。

浦和は大会で全日程を終えたが、彼らの戦いはピッチの上だけにとどまらなかった。試合後、赤いユニフォームを着たサポーターたちがビニール袋を手に、一つ一つ丁寧にスタンドのごみを拾い集める様子がSNSや海外メディアに投稿され、瞬く間に注目を集めた。

『Daily Mail』や『CBS Sports』など複数のメディアがこの行動を取り上げ、コメント欄には「日本の文化は本当に素晴らしい。我々も学ぶべき」「W杯でも見たが、彼らは本当に清潔好きだ」といった称賛が相次いだ。

日本人サポーターが国際大会などでスタジアムを清掃する光景はすでにおなじみとなっており、2018年や2022年のFIFAワールドカップでも同様の姿が世界中で感動を呼んだ。今回はクラブレベルでの国際大会でもその文化を継続した形となる。

試合の勝敗に関係なく、会場を美しく保つという姿勢は、日本の“応援の在り方”を象徴するものとも言える。浦和レッズのファンが世界に示したこの行動は、スポーツの本質に通じる「リスペクト」の精神を改めて思い出させてくれる。

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