現役続行のレブロン Photo/Getty Images
優勝への執念は衰えず
ロサンゼルス・レイカーズに所属するレブロン・ジェームズが、来季も現役を続行する見込みであると、米『ESPN』が報じた。ジェームズは自身の契約に含まれていた5260万ドルのプレイヤーオプションを行使し、レイカーズにとどまる意向だという。
12月には41歳を迎えるジェームズにとって、来季は23シーズン目。これはビンス・カーターの持つリーグ最長記録を更新する偉業となる。レイカーズのオフの補強方針を見極めた上での決断とされており、代理人のリッチ・ポール氏は「レブロンは優勝を争いたいと考えている」と語っている。
一方で、2025-26シーズン以降も現役を続けるかについてはジェームズ自身の口から明言されておらず、その去就は今後のチーム状況や自身のコンディション次第と見られている。プレイオフでは左膝を負傷したが、先週にはリハビリ後初となるトレーニング風景をSNSに投稿し、復活への意思を示していた。
来季もプレイすれば、ジェームズは出場年数で単独1位に立つだけでなく、50試合に出場すれば通算1612試合目となり、ロバート・パリッシュを抜いてNBAのレギュラーシーズン最多出場記録も更新する可能性がある。
NBA史の生ける伝説が、再びレイカーズのユニフォームをまとい、新たな伝説に挑む。優勝への渇望が、ジェームズを再びコートへと駆り立てている。