怪我が続いているアラバ photo/Getty Images
高額な給与、怪我の経歴から移籍も簡単ではない
加入初年度の2021-22シーズンの活躍は見事だったのだが、ここ最近怪我に悩まされ続けているのがレアル・マドリードDFダビド・アラバだ。
アラバは2023年12月に左膝前十字靭帯断裂の大怪我を負ってしまい、手術を重ねて今年1月に復帰。
33歳を迎えているアラバとレアルの契約は来夏までとなっているが、ここ2年の負傷経歴からセンターバック1番手になるのは厳しいだろう。スペイン『as』はレアル側が今夏の退団も容認する考えと伝えていて、ラウール・アセンシオの台頭やディーン・ハイセンの獲得もあってアラバの序列は5番手あたりまで低下している。
アラバはオーストリア代表のレジェンドプレイヤーであり、今年3月のUEFAネーションズリーグ・セルビア戦ではフル出場を果たすなど、まだ代表の戦力だ。もしアラバが来年のワールドカップを目指すのであれば、出場機会を確保できるクラブへ向かった方がいいかもしれない。
しかしアラバのサラリーは年間2250万ユーロと高額で、近年の負傷歴から獲得に手を挙げるクラブを探すのは容易ではない。同メディアはこのあたりにジレンマがあると伝えているが、アラバはもう一度トップコンディションを取り戻せるだろうか。コンディションが安定すればレアルでも出番を増やせる可能性はあるが、現状は厳しい立ち位置となっている。