スペインの魔術師・イスコが憧れた選手たち 現代サッカーの流れ...の画像はこちら >>

ベティスでプレイするイスコ photo/Getty Images

現代のトレンドはフィジカルにある

2024-25シーズンにはラ・リーガで9ゴール8アシストを記録し、5月にはスペイン代表にも復帰したレアル・ベティスMFイスコ。

そのテクニックは今でもトップクラスだが、現代はイスコのようなテクニシャンが減少傾向にある。

『SportBible』のインタビューにて、イスコは現代サッカーについて「今の選手はよく走るけど、考えることが少ない。でも僕にとって、頭こそが最高のエンジンなんだよ」と語っている。

現代サッカーではフィジカルが重視されがちだが、イスコの持ち味はテクニックにある。そうした意味では、現代のトレンドに合った選手ではないのかもしれない。

加えて憧れの選手は誰かとの問いについては、次のように答えている。

「リケルメ、ロナウジーニョ、ジダン、イニエスタだね。彼らはみんな別次元のプレイをしていた。間を置き、創造性を働かせ、真似できない能力があった」

イスコの挙げた4人はいずれも時代を代表するテクニシャンであり、現代では少なくなっているタイプの選手だ。『90min』は「イスコは現代サッカーのトレンドにあまり納得していないようだ」と伝えていて、現代の流れではリケルメやロナウジーニョ風な選手はなかなか出てこないだろう。



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