トッテナムで活躍してきたソン・フンミン photo/Getty Images
リーグタイトルにこそ届かなかったが……
プレミアリーグ通算333試合に出場し、127ゴール77アシスト。韓国代表FWソン・フンミンは、トッテナムで圧巻の数字を残してきた。
今夏には2015年から10年過ごしたトッテナムを離れることになったが、この10年の成績は文句なしだ。
ソン・フンミンの退団に合わせ、英『GIVE ME SPORT』は『プレミアリーグ史上最高の左ウイングTOP10』なるランキングを作成。同メディアは6位にソン・フンミンを挙げているのだ。
これはプレミアリーグがスタートした1992年以降の選手で構成したランキングで、選考基準は得点数&アシスト数、継続的に活躍した年数、ビッグゲームで残したインパクトとなっている。TOP10の顔ぶれは次の通りだ。
10位:レロイ・サネ
9位:マルク・オーフェルマルス
8位:ダビド・ジノラ
7位:ガレス・ベイル
6位:ソン・フンミン
5位:ラヒーム・スターリング
4位:サディオ・マネ
3位:ロベール・ピレス
2位:エデン・アザール
1位:ライアン・ギグス
このランキングに関しては色々な意見があるだろう。同メディアは選考基準から『リーグタイトル獲得数』を外していて、これはトッテナムでリーグタイトルを獲得できていないソン・フンミンを考えてのものだろう。
他にもマンチェスター・ユナイテッドでスーパースターへと育っていったクリスティアーノ・ロナウドも左ウイングにカウントできるが、本格的に左ウイングとして得点力を発揮し始めたのは2006年頃からだ。2009年にはレアル・マドリードへと移籍しているため、活躍した年数が少ないと判断されたか。
ソン・フンミンを称える意味でのランキングになっている部分もあるだろうが、それでもソン・フンミンがリーグで重ねた127ゴール77アシストの数字は特別だ。リーグタイトルにこそ届かなかったが、プレミアを代表する左ウイングの1人であることは間違いない。