アンデルレヒトでプレイしてきた後藤 photo/Getty Images
今季はシント・トロイデンにレンタル移籍することに
昨年1月にジュビロ磐田からベルギーの名門アンデルレヒトの下部組織であるRSCAヒューチャーズと契約し、翌年にはトップチームに昇格した20歳のFW後藤啓介。
今季は同じベルギーで日本人選手も多いシント・トロイデンにレンタル移籍することになったが、ベルギー『Voetbal Primeur』はアンデルレヒトが後藤を構想から外したわけではないと伝えている。
今回のレンタル移籍には買取りオプションはないと伝えられていて、RSCAヒューチャーズで後藤を見てきたコーチのイェレ・コーエンはまずシント・トロイデンでブレイクしてほしいと期待をかける。
「彼は過去2シーズンできっちりと実績を積み上げてきた。彼はシント・トロイデンでブレイクするだろう。絶対の自信がある」
今夏はシント・トロイデンから入れ替わる格好で24歳のFWアドリアーノ・ベルタッチーニがアンデルレヒトに加わっている。コーエンはベルタッチーニと後藤の比較についても、「後藤もベルタッチーニに近いタイプだが、得点力はより優れている」と評価している。
ベルタッチーニに代わって後藤を迎えることになったシント・トロイデン側の期待も大きく、シント・トロイデンのヴァウテル・フランケン監督も後藤について次のように語る。
「後藤はまだ若いが、確かに才能がある。若いからこそ大きく成長できるのだ。ベルタッチーニがウチに加入した時も、彼はここで大きな成長を遂げたからね」
フランケンはさっそく8日に行われた国内リーグ第3節のFCVデンデル戦で後藤を途中起用している。後藤は191cmとサイズもあるセンターフォワードだけに、日本サッカー界としても将来が楽しみな選手だ。日本人選手も多いシント・トロイデンでの成長が楽しみだが、昨季21ゴールを挙げたベルタッチーニ級のインパクトを残せるか。
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— WOWOWサッカー (@wowow_soccer) January 30, 2025
後藤啓介が #UEL デビュー戦で初ゴール
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78分に途中出場を果たすと、ファーストプレーでビッグチャンスが到来
相手DFを背負いながらゴール前でボールを受けると、ファーを狙うボディフェイクで相手GKとDFを欺きゴールhttps://t.co/YddKiJEJEK pic.twitter.com/2BCkab5JBh