「我々は最高のチームではないというのが現実だ」 ユナイテッド...の画像はこちら >>

ユナイテッドでプレイするマグワイア photo/Getty Images

昨シーズンは大苦戦

マンチェスター・ユナイテッドでプレイするイングランド代表DFハリー・マグワイアは開幕が近づく今シーズンに向けて闘志を燃やしている。

ユナイテッドは昨シーズンの途中にエリック・テン・ハーグ監督を解任し、ルベン・アモリム監督を迎えたが、最後まで浮上のきっかけを掴むことはできず、最終的にリーグ戦15位でフィニッシュ。

また決勝まで進んだELも最後の最後でトッテナムに敗れてしまい、タイトルとCL出場権を逃した。

不甲斐ないシーズンに終わったユナイテッドには批判も集まっていたが、アモリムが就任したのはシーズン途中であり、今シーズンがアモリム・ユナイテッドの勝負の年とも言われている。

昨シーズンのような成績は許されないなか、マグワイアは名門復活に向けてメンタル面が大事になってくると語った。

「精神力の強さが大きな役割を果たすのは間違いない。プレッシャーを乗り越えて、遊び場のようにプレイしなければならない。それこそが我々がこの10年間見つけるのに苦労してきたことなんだ」

「明らかに移行期はあった。アレックス・ファーガソンがいた頃、我々は圧倒的に最高のチームであり、すべてのトロフィーを獲得していた。しかし、現在の移行期においては、我々は最高のチームではないというのが現実だ」

「重要なのは若手を含め選手たちが、そのレベルの厳しい監視に適応し、そのなかでも努力を続けることができるかどうかだ。ブルーノ・フェルナンデスはまさにその好例だ。彼は他の人の意見に左右されることなく、自分の能力に自信を持っており、その能力をピッチ上で発揮している」(英『THE Sun』より)

ユナイテッドという名門だからこそ向けられる厳しい視線の中でも努力を続けるメンタリティが大事だと語り、キャプテンの背中を見るべきだと語ったマグワイア。

アモリム・ユナイテッドにとって、今シーズンは重要な1年になるが、昨シーズンからの巻き返しを図れるか。

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