イングランド代表が今の世代でも“無冠”なら失望大きい ラッシ...の画像はこちら >>

バルセロナ入りしたラッシュフォード photo/Getty Images

来年のW杯も優勝候補の一角

今のイングランド代表は新・黄金世代との見方もあるなど、世界的なタレント集団になっている。しかし決勝に進出したEURO2020、EURO2024では2大会続けて準優勝に終わるなど、悲願のトロフィーへあと一歩届かずにいる。



来年の2026ワールドカップ北中米大会もイングランドは優勝候補の一角となるが、この『あと一歩』をクリアできるだろうか。

今夏にマンチェスター・ユナイテッドからバルセロナへレンタル移籍したイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードは、この世代で成功を収められなければ失望が大きいと語っている。

「今のイングランドには非常に才能がある。だからこそ、何か素晴らしいことを成し遂げられないとなれば残念だ。僕たちは大きく成長してきたと思うからね。ここ数年、僕たちにとっての次のステップは勝つことだけなんだ。優勝に近づいてきているのは確かだけど、でも『あと少しだった』の繰り返しでは意味がない。重要なのは壁を越えることだ。今は間違いなくすごくエキサイティングな時期にある」(『ESPN』より)。

ラッシュフォードも代表メンバー候補ではあるが、現時点では際どい立場にある。来年のワールドカップ参戦を望むならば、今季バルセロナで結果を出して代表監督トーマス・トゥヘルにアピールするしかない。

ラッシュフォードもそのことは理解しているようで、代表入りへクラブからアピールしていきたい考えだ。


「正直、イングランド代表入りに関してはあまりプレッシャーを感じないようにしているんだ。もちろん代表に選ばれることが目標ではあるけど、それは毎日ハードワークしないと達成できないものだ」

ラッシュフォードがバルセロナでトップフォームを取り戻すとなれば、それはイングランド代表にとって大きなプラスになる。来年のワールドカップ、その先のEURO2028は本気でタイトルを獲りたいタイミングだが、この世代で成功を掴めるか。



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