2失点を許したリヴァプール photo/Getty Images
勝利するも失点が気掛かりに
リヴァプールのOBであるジェイミー・キャラガー氏は開幕戦の後、古巣の守備について指摘した。英『Daily Mail』が報じている。
開幕戦でボーンマスと対戦し、4-2の勝利を果たしたリヴァプール。ウーゴ・エキティケ、コーディ・ガクポのゴールで49分までに2点を先行したが、64分と76分アントワーヌ・セメンヨにゴールを許し、同点に追いつかれてしまった。その後、88分にフェデリコ・キエーザ、後半ATにはモハメド・サラーがネットを揺らし、最終的に勝ち点3を獲得したが、クリスタル・パレスとのコミュニティ・シールドに続き2失点と守備に不安が残る試合となった。
中盤でバランスをとるライアン・グラフェンベルフの不在の影響も大きかったが、キャラガー氏は守備の改善が必要と主張。特にカウンターからセメンヨに独走を許し、失点した2失点目について言及した。
「ボールの前に8人の選手がいた。そんなことはありえない。このレベルではまったく信じられないことだ。スタジアムのリヴァプールサポーターは喜んでいたが、あのゴールは間違っている。全員が前へ前へと突進するこの戦術は、私には合わない。好きではない」
「先週のコミュニティ・シールドでも、そして今夜もリヴァプールが試合を支配しているとは一度も思わなかった。CBを補強しても問題は解決しない。
同氏は攻守のバランスが悪かったことについて触れており、さらにイブラヒマ・コナテについては「今夜の彼のプレイは本当にひどかった」と厳しい視線を送っている。
最終的に無事勝利することができ、白星スタートを飾ったリヴァプールだが、このあとはニューカッスル、アーセナルと強豪との連戦が待っており、守備の早期改善は必要になってくるかもしれない。
また日本代表MF遠藤航は60分から出場し、右SBと中盤でプレイ。チームの4点目となるサラーのゴールをアシストしている。