リヴァプールの遠藤航 photo/Getty Images
守備的SBとして価値を高められるか
プレミアリーグのリヴァプールがオランダ代表DFジェレミー・フリンポンの負傷を発表した。
負傷箇所はハムストリング。
リヴァプールの右SBにはコナー・ブラッドリーが控えているが、彼も負傷から復帰したばかりで、27日のニューカッスル戦の出場は難しいと考えられている。
リヴァプールの公式サイトでは、スロット監督が同じポジションの選手が同じタイミングで起用できない厳しい現状について言及した。
「現時点で負傷者は2人だけですが、残念ながら同じポジションの選手です。しかし、我々にはそのポジションでプレイできる選手が他にもいます。ワタ(遠藤航)はそのポジションでプレイしましたし、ドミニク・ソボスライも経験がある」
「つまり、彼ら(フリンポン、ブラッドリー)以外にも選択肢はあるということです。ジョー・ゴメスもその1人ですが、復帰後に20分プレイしたことは(ボーンマス戦)彼にとって負担は大きく、3日連続でチームのトレーニングに参加することはできませんでした」
「長期離脱後に突然、監督に20分の起用を求められたら、負担が大きくなるのは当然のことです。26日に彼の状態を確認し、先発できるのか確認します」
「1つのポジションで2人の負傷を想定することは普通ではない。SBを3人、5人スカッドに抱えることは愚かなことだと思う」
次節ニューカッスル戦ではフリンポン、ブラッドリーが起用できず、ゴメスの出場も怪しいリヴァプール。ニューカッスルはハーヴェイ・バーンズの先発が濃厚となっており、遠藤の右SB起用に期待したい。