開幕から好調のムバッペ photo/Getty Images
下半身の筋肉量が増加したとも
シャビ・アロンソ体制となったレアル・マドリードでエースのFWキリアン・ムバッペが好調だ。開幕節のオサスナ戦で1ゴール、続くオビエド戦では2ゴールを奪っており、今季もラ・リーガ得点王最有力と言えるか。
スペイン『SPORT』は、好調の裏にちょっとした肉体改造が影響していると伝えている。
レアルは今夏クラブワールドカップ2025に臨んでいたが、ムバッペは鶏肉が原因とされる食中毒で離脱。この期間に6kgも体重が落ちてしまったようで、なかなかピッチに戻ることが出来なかった。
しかしムバッペはこれを肉体改造の機会と捉えたようで、シーズン開幕に向けてジムでトレーニングを重ねてきたという。ただ体重を戻しただけではなく、筋肉量を大幅に増加。テニスなど他競技のトレーニングも取り入れたようで、下半身の筋力増加でランニングの質が向上したという。
オビエド戦ではアルダ・ギュレルのパスを受けると同時にターンし、そこからゴールを奪うシーンがあったが、同メディアはあのシーンに肉体改造の成果が出ていると伝えている。守備を固めてくる相手には縦へのスプリント速度だけでなく、狭いエリアを一瞬で抜け出す体のキレも重要になってくる。
オビエド戦ではヴィニシウス・ジュニオールとのコンビネーションもあったが、今季ムバッペはどこまで数字を伸ばすだろうか。