さっそく結果を出したグリーリッシュ(中央) photo/Getty Images
フィットすればTOP6を狙える戦力になるかもしれない
今季のプレミアリーグ開幕節では昇格組のリーズ・ユナイテッドに敗れてしまったものの、続く第2節ではブライトンを2-0で華麗に撃破したエヴァートン。
このゲームでサポーターを興奮させたのは、新生攻撃陣だ。
そこに10番を背負うテクニシャンのイリマン・エンジアイが絡んでくることになり、ブライトン戦ではグリーリッシュのクロスからエンジアイのゴールが生まれている。
『ESPN』もグリーリッシュとエンジアイは良いコンビになるかもしれないと早くも期待をかけていて、2人の仕掛けはエヴァートンの攻撃に創造性をプラスするものになる。
前線で体を張るバリーの働きも見逃せず、潰れ役にもなれるところを見せてくれた。エヴァートンの指揮官にはデイビッド・モイーズが復帰しており、中堅クラブを束ねるのが上手いモイーズはバリーのような大型FWを好んで起用してきた。途中出場した大型FWベトと合わせ、2人ともモイーズの要求に応えられる選手と言える。
先日には2部に降格したサウサンプトンから19歳の逸材MFタイラー・ディブリングの獲得も決めており、ディブリングも2列目からの仕掛けを得意とする伸び盛りのアタッカーだ。
これら攻撃陣がフィットすればかなり面白いチームとなりそうで、TOP6争いに絡んでくる可能性もありそうだ。