アメリカ代表を指揮するポチェッティーノ photo/Getty Images
メンバー外となっている優秀な海外組がいる
9月9日に行われる日本代表とアメリカ代表の親善試合。アメリカ代表の招集メンバーも発表されたが、国内ではメンバー選考を巡って色々と議論が起きているようだ。
今月のメンバーには主力であるミランFWクリスティアン・プリシッチ、マルセイユFWティモシー・ウェア、モナコFWフォラリン・バログン、PSV所属DFセルジーニョ・デストなど海外組も多く名を連ねているが、米『ESPN』は招集外となった数名の選手に疑問を抱いている。
納得できる招集外のケースもある。膝の手術から回復途中にあるフラムDFアントニー・ロビンソン、PSVのFWリカルド・ペピ、ドルトムントからボルシアMGへ移籍したばかりのMFジョバンニ・レイナ、レヴァークーゼンへ移籍したばかりのMFタリク・ティルマン、ミランで去就が分からなくなっているMFユヌス・ムサのように、コンディションや環境の変化の理由から招集外でも仕方がないとされるケースもある。
その一方で同メディアが納得していないのは、ユヴェントスMFウェストン・マッケニー、リヨンMFタナー・テスマン、ミドルズブラMFエイダン・モリス、トゥールーズDFマーク・マッケンジー、ボルシアMG所属DFジョー・スカリーといった他の海外組の招集外だ。
アメリカ代表を指揮するマウリシオ・ポチェッティーノはマッケニーらを外した中盤にMLSのコロンバス・クルーでプレイするショー・ザヴァツキ、ヒューストン・ダイナモのジャック・マッグリンら国内組の選手を招集。
最終ラインもリーグ・アンでセンターバックをこなすトゥールーズのマッケンジーではなく、バンクーバー・ホワイトキャップスのトリスタン・ブラックモンやフィラデルフィア・ユニオンのネイサン・ハリエルら国内組を呼んでいる。
同メディアは昨夏のコパ・アメリカで不甲斐ない敗北を喫するなど、ネガティヴなところもあるアメリカ代表にポチェッティーノが刺激を与えようとしているのかもしれないと前向きな考えも示している。マッケニーら海外組に安心感を与えるのではなく、ワールドカップへのアピールに燃える国内組にカンフル剤的な働きを期待し、チーム全体のモチベーションを高める狙いがあるのではないかというのだ。
同メディアは現時点でポチェッティーノの代表候補メンバーには65名のラージリストがあると伝えていて、当然どこかで2026ワールドカップ本番へ絞っていかなければならない。9月の韓国、日本代表との親善試合ではまだテスト段階ということだろう。
しかし結果が出なければバッシングは避けられず、負けることで不安感が広がる恐れもある。同メディアはそこにギャンブル要素があると付け加えているが、ポチェッティーノは9月の2試合で結果を残せるだろうか。