バルセロナのシャビ・エルナンデス前監督 photo/Getty Images
選択肢少なく難航の可能性も
1日(現地時間)、レヴァークーゼンはエリック・テン・ハーグ監督の解任を発表した。現在は同監督のアシスタントコーチだったロジャー・マイェル氏、アンドリエス・ウルデリンク氏が暫定的にチームのトレーニングを担当している。
レヴァークーゼンの首脳陣は、代表ウィーク中にテン・ハーグ監督の後任を探し、12日に行われるブンデスリーガ第3節フランクフルト戦から指揮を託したいと考えている。後任候補としてはライプツィヒの前指揮官であるマルコ・ローゼ氏、2023-24シーズンまでボルシア・ドルトムントで指揮を執っていたエディン・テルジッチ氏などの名前が現地メディアの間で取り上げられている。
バルセロナの前監督であるシャビ・エルナンデス氏も候補の一人であるとスペインメディア『Marca』は伝えている。同メディアによれば、先週末にレヴァークーゼン関係者がシャビ・エルナンデス氏と接触し、監督就任を要請したという。
もっとも、ドイツ紙『Bild』はこの『Marca』の報道を裏付けるような情報はないと否定していて、情報が錯綜している。『Bild』によればレヴァークーゼンの後任候補のリストにシャビ・エルナンデス氏の名前はなく、接触した形跡もないという。
既に新シーズンが始まっているため、新監督の候補は現在フリーの指導者に限られてくる。それに加えてレヴァークーゼンは昨シーズン終了後に多くの主力選手が抜け、新チームの構築が急務になっている。この二つのことを考えると、新監督探しは難航する可能性がある。果たしてレヴァークーゼン首脳陣は誰にチームの指揮を託すのだろうか。