アトレティコ指揮官シメオネにも厳しい視線? A・バエナ、ラス...の画像はこちら >>

アトレティコを指揮するシメオネ photo/Getty Images

優勝争いに絡んでほしいが……

今夏の積極補強でバルセロナ、レアル・マドリードのラ・リーガ2強と渡り合う戦力が整ったかと思いきや、ディエゴ・シメオネ率いるアトレティコ・マドリードのスタートが鈍い。

開幕節ではエスパニョールに1-2で敗れ、続くエルチェ戦とアラベス戦は1-1のドローに終わっている。

3試合を終えて2分1敗の17位スタートだ。

今夏スペイン勢の補強は全体的に地味だったが、アトレティコは別だ。ビジャレアルからMFアレックス・バエナ(4200万ユーロ)、フェイエノールトからDFダヴィド・ハンツコ(2600万ユーロ)、レアル・ベティスからMFジョニー・カルドーゾ(2400万ユーロ)、ナポリからFWジャコモ・ラスパドーリ(2200万ユーロ)、ボタフォゴからMFティアゴ・アルマダ(2100万ユーロ)、アタランタからDFマッテオ・ルジェーリ(1700万ユーロ)、アルメリアからDFマルク・プビル(1600万ユーロ)、さらにユヴェントスからFWニコ・ゴンザレスをレンタルで、DFクレマン・ラングレをフリーで獲得。

アトレティコの補強費用は1億7600万ユーロとなっており、これはレアル・マドリードをも上回って今夏のラ・リーガ最高額だ。DFサムエル・リーノ、セサル・アスピリクエタ、MFロドリゴ・デ・パウル、FWアンヘル・コレアなど退団した選手もいるが、全体的には戦力アップが実現されている。

それだけに開幕3試合で白星がないのは寂しく、本来はラ・リーガの優勝を争ってほしいチームだ。シメオネにもプレッシャーがかかることになりそうで、代表マッチウィーク終了後に予定されているビジャレアル、チャンピオンズリーグ・リヴァプール戦は大きなテストになるだろう。



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