チェルシーのA・サントス photo/Getty images
ブラジルの俊英
チェルシーの若き逸材にサウジアラビアのクラブが興味を示している。
『UOL Esporte』によると、チェルシーに所属する21歳のブラジル代表MFアンドレイ・サントスにサウジアラビアのアル・カーディシーヤが接近しているという。
A・サントスはヴァスコ・ダ・ガマの下部組織出身で2022年1月にトップチーム昇格を果たすと、2023年1月には1200万ユーロの移籍金でチェルシーに完全移籍。労働許可証の問題により2023年3月に古巣にレンタル移籍で帰還し、同年6月にチェルシーに復帰すると、その後は出場機会を求めてノッティンガム・フォレストへのレンタル移籍を決断。しかし同クラブでの公式戦出場は僅か2試合にとどまり、その後はストラスブールに半年間レンタル移籍することに。その後も引き続きストラスブールへレンタル移籍することになったA・サントスだが、昨季は絶対的な主力として活躍。リーグ・アンで32試合に先発出場し、10ゴール3アシストと圧巻のパフォーマンスを見せた。今季からはチェルシーに復帰しており、プレミアリーグも途中出場だが、開幕から3試合連続で出場するなど重要な戦力として活躍している。
そんなA・サントスにサウジアラビアのアル・カーディシーヤが興味。同メディアによると、アル・カーディシーヤはA・サントス獲得のためチェルシーに移籍金6000万ポンドのオファーを提示したが、移籍は実現せず。A・サントス自身もアル・カーディシーヤに現給与のおよそ5倍となる約14億円のオファーを提示されたが断ったという。
昨季はリーグ・アンで圧巻の活躍を見せたA・サントス。今季はチェルシーでどのような活躍を見せてくれるのだろうか。
Andrey Santos' volley for his seventh goal in Ligue 1 pic.twitter.com/EFe2kl3j1o
— Ligue 1 English (@Ligue1_ENG) January 26, 2025