アメリカに敗れた日本 photo/Getty Images
思うように攻撃の形作れず
日本代表は10日、親善試合でアメリカ代表と対戦した。スコアレスドローに終わったメキシコ戦より11人全員を入れ替えた森保監督。キャプテンマークを巻く長友佑都、小川航基や鈴木唯人らがスタメンに名を連ねた。
序盤はアメリカのハイプレスを前にボールを握れない時間が続く日本だったが、8分にチャンス。右サイドの望月が起点になると、伊東が左足で絶妙なクロス。最終的には小川がオフサイドとなったが、アメリカのハイプレスをロングボールで交わし、1ついい形を作った。
右サイドを中心に攻める日本は15分今度は伊東のパスを受けた望月が縦に突破を図りクロス。ファーで前田がヘディングを合わせるも、しっかりとミートはできず、GKにキャッチされる。序盤は望月の馬力を生かして右サイドからチャンスが続く。
しかし、先に試合を動かしたのはアメリカだ。30分左サイドをアーフステンが突破しクロス。これをセンデハスが下がりながらのダイレクトボレー。コースをついたシュートに大迫敬介も届かず、日本は先制を許してしまう。
34分日本に決定機。相手のビルドアップミスをつくと、鈴木から伊東へスルーパス。GKと一対一の状態だったが、シュートは正面に。ハイプレスからうまくはめた形となったが、決定機を生かしきれなかった。
前半終了間際には佐野のミドルや鈴木の左足などチャンスを作った日本だったが、前半はボールを握るアメリカペースに。1点ビハインドで折り返す。
日本は後半から長友に代えて瀬古を投入。アメリカは交代なしで迎える。後半最初のチャンスはアメリカ。53分プリシッチが個の力で2枚を剥がし、シュートを放つもこれはGK大迫がビッグセーブ。日本のピンチを救う。
攻撃のリズムを作れない日本は61分に3枚替え。南野、鎌田、三笘を投入し、流れを変えようと試みる。しかし、スコアを動かしたのは再びアメリカ。64分にプリシッチのスルーパスに抜け出したバログンが冷静にGKとの一対一を沈め、リードを2点に広げる。この得点の後、アメリカはプリシッチら4人を下げ、フレッシュな4名をピッチに送り込む。
勢いに乗るアメリカを前になかなかチャンスを作れない日本は69分、小川がミドルシュートを放つが、これはクロスバーに阻まれてしまう。そんななか、日本は72分に町野と菅原を投入、1点を取りに行く。
77分、カウンターから大ピンチを迎えた日本。PA内でマクグリンにシュートを打たれるが、これは大迫がビッグセーブ。味方に当たり軌道が変わった難しいシュートだったが、さすがのセーブを見せた。
選手を代えても思うようにリズムを作れない日本。85分と87分に決定機をアメリカに作られるが、大迫が立て続けにビッグセーブを見せて、なんとか耐える。89分には菅原のクロスを町野がヘディングで合わせるも、枠を捉えることができない。
一矢報いたい日本だったが、このままアメリカからゴールは奪えず、0-2で敗戦。アウェイ2連戦となったアメリカ遠征は1分1敗と勝てず、またノーゴールと悔しい結果に終わった。
[スコア]
アメリカ 2-0 日本
[得点者]
アメリカ
アレハンドロ・センデハス(30分)、フォラリン・バログン(64分)
日本
日本
大迫敬介、長友佑都(→瀬古歩夢 46分)、荒木隼人、関根大輝、佐野海舟、藤田譲瑠チマ(→鎌田大地 61分)、望月ヘンリー海輝(→菅原由勢 72分)、前田大然(→三笘薫 61分)、伊東純也、鈴木唯人(→南野拓実 61分)、小川航基(→町野修斗 72分)
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アメリカ代表 #バログン に
2点目を叩き込まれる
#サッカー日本代表 国際親善試合
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