アーセナルGKラヤ Photo/Getty Images
今季もゴールデングローブ大本命
プレミアリーグ第4節、アーセナルはノッティンガム・フォレストとホームで対戦。新加入マルティン・スビメンディとヴィクトル・ギェケレシュのゴールで3-0と勝利を収めた。
ゴールに目が行きがちだが、アーセナルの大きな強みは守備だ。この試合でもクリーンシートを達成。4試合を終えて失点はわずかに「1」となっている。
無失点の継続にはGKダビド・ラヤの働きも大きい。ラヤはこの試合でアーセナル通算100試合(※全公式戦)出場を達成。そのうち42試合でクリーンシートを達成している。この試合でもクリス・ウッドの胸で合わせたボールが枠内に飛んだが、ラヤが指先で触れたことでボールはクロスバーで弾かれた。すんでのところで失点を防いでいる。
『Squawka』によれば、ラヤが加入した23-24シーズン以降、ラヤを超えるクリーンシート数を叩き出したプレミアリーグのGKはいない。それどころか、ラヤは他のGKを大きく引き離している。ラヤのクリーンシート数は「42」でトップだが、同数2位のエヴァートンGKジョーダン・ピックフォード、アストン・ヴィラGKエミリアーノ・マルティネスは「29」。実に13もの差がついている。
もちろんチーム全体の守備意識の高さが生んだ結果でもあるが、ラヤはビッグセーブでチームを救うことも多く、今回改めてラヤの異常なクリーンシート数が浮き彫りとなった。2年連続でゴールデングローブを受賞しているラヤだが、今季も同賞の大本命となっている。