胸元にスマホを挟んでの応援も話題に 2010W杯で「W杯の恋...の画像はこちら >>

パラグアイ代表を熱烈に応援してきたラリッサ・リケルメさん photo/Getty Images

パラグアイは2010年大会以来となるW杯出場を決めた

2026ワールドカップ南米予選で6位に入り、本大会出場の切符を掴んだパラグアイ代表。パラグアイが本大会に出場するのは2010年大会以来のことであり、パラグアイ国民にようやく歓喜の時が訪れた。

2010年の南アフリカ大会ではベスト16で日本代表VSパラグアイのカードが実現し、PK戦の末パラグアイが勝利した。あのゲームを悔しい感情とともに記憶している日本のサッカーファンも多いだろう。

FWオスカル・カルドーソやロケ・サンタ・クルス、ネルソン・バルデス、ルーカス・バリオス、DFパウロ・ダ・シルバ、MFクリスティアン・リベロスなど、当時のパラグアイには大事な局面で粘れるクセ者が多数揃っていたが、当時はもう一人注目を集めた人物がいる。

スペイン『MARCA』が「2010ワールドカップの恋人」と評するパラグアイ人モデルのラリッサ・リケルメさんだ。

モデルであると同時にサッカーの熱狂的ファンであるラリッサさんは、当時の南アフリカ大会で大きく胸元が開いた衣装でパラグアイ代表を応援する姿が話題を呼んだ。その胸元にスマートフォンを挟んで応援する姿は何とも大胆で、同メディアは「ワールドカップの恋人」と名付けた。

そんなラリッサさんも2010年大会から16年の時が経ち、40歳を迎えた。今もサッカーへの情熱は続いていたようで、40歳にして国内のサッカー解説者としてデビューを果たすことになったという。

ラリッサさんは「私を『ワールドカップの恋人』と名付けてくれたメディアに感謝したい」と語っていて、あの南アフリカ大会はラリッサさんの人生を変える大会にもなったようだ。

当時パラグアイはベスト8まで勝ち進んだが、果たして2026年大会ではどんな戦いを見せるのか。16年の時を経てラリッサさんも北中米大会のスタンドに姿を現すかもしれない。



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