今夏ガラタサライ移籍の元バイエルンFWサネが早くも苦境に ト...の画像はこちら >>

ガラタサライのレロイ・サネ photo/Getty Images

5試合で1G1Aのみ

今夏、ガラタサライはバイエルン・ミュンヘンからレロイ・サネを即戦力として獲得した。しかし同選手はトルコリーグでは開幕から全試合に先発しているが、4-0で快勝した第3節カイセリスポル戦で1ゴール1アシストを記録した以外は得点に関われていない。



期待通りの活躍を見せることができていないサネに対して、トルコ国内では既に批判的な意見が出始めている。現役時代はトルコ代表やフェネルバフチェで活躍したヴォルカン・デミレル氏は、ドイツ紙『Sport Bild』の取材に対して以下のように語っている。

「彼はトルコリーグに合っていないと思う。自分の仕事を全うすることよりも、ボールを持って輝くことだけを考えている。私にはあまりにも軟弱に見える」

ガラタサライで結果を出すことができなければ、それはサネのドイツ代表でのキャリアにも大きく影響を及ぼすことになるだろう。実際、同選手は今月のワールドカップ欧州予選には招集されておらず、ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督は、「今の彼はブンデスリーガよりもワンランク下のリーグでプレイしている。だから彼はもっと目に見える結果を出す必要がある。それは過度な要求ではなく、常識的なものだ」とサネについて発言し、更なる奮起を促している。

ガラタサライは18日(現地時間)にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節でフランクフルトと対戦する。この試合でもゴールやアシストといった目に見える結果を出せなければ、サネに対する批判はさらに大きなものになるのは間違いないだろう。

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