元リーズのエースや35キャップのイングランド代表MF…… “...の画像はこちら >>

リーズのエースとして活躍していたバンフォード Photo/Getty Images

いずれも経験豊富

夏の移籍市場は閉まったが、選手を獲得する術がないわけではない。現在フリーエージェントとなっている選手のなかには、かなりの実力とネームバリューを持った選手がたくさんいるのだ。

英『Daily Mail』は、そんな10人の選手を紹介している。

GKはフレイザー・フォースターが空いている。ノリッジ、サウサンプトン、トッテナムなどプレミアリーグでの経験豊富な37歳はイングランド代表キャップも持つ実力者。現代的なタイプではないが、バックアッパーとしてはこの上ない人材かもしれない。

DFではレアル・マドリード育ちの攻撃的SBセルヒオ・レギロン、セットプレイに強い長身CBのクレイグ・ドーソン、元リーズ・ユナイテッド主将のリアム・クーパーが所属先を探している。ウェストハムやエヴァートンといったクラブは負傷や選手退団の影響で左サイドバックが手薄になっており、レギロンにチャンスがあるかもしれない。ドーソンやクーパーの経験とリーダーシップはディフェンスラインの統率に一役買ってくれるはずだ。

MFでは、トルコに渡っていた元イングランド代表MFアレックス・オックスレイド・チェンバレンが母国に帰ってきているようだ。代表で35キャップを保持するこのMFは運動量と技術を兼ね備えた存在で、32歳とまだ老け込む歳ではない。同じく元イングランド代表MFデル・アリもイタリアのコモを去り、フリーとなっている。精神的な問題も抱えているようだったが、まだ引退は考えていないようで、レクサムやウェストブロムウィッチ・アルビオンが興味を示しているという。

アタッカーでは、ワトフォードで存在感を示したナイジェリア代表FWエマヌエル・デニス、サウサンプトンやバーンリーでプレイしていたドリブラーのネイサン・レドモンド、ウェールズ代表にも名を連ねるトム・ローレンスもいる。
そして今夏、リーズから放出されたFWパトリック・バンフォードも現在フリーだ。

バンフォードはリーズのエースストライカーとして長年貢献したが、怪我に悩まされ放出の憂き目にあった。しかしかつてチェルシーも目をつけたそのゴールセンスは類稀なもので、環境によってはもう一花咲かせることも可能だろう。バンフォードにはイングランド国内ほか、サウジアラビアやMLSなどのクラブから関心が寄せられているという。

移籍金なしで獲得できるこれら10人の選手たち。いずれも経験豊富な強者揃いであり、フィットする環境さえあればまだまだ力を発揮してくれそうだ。

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