ウパメカノをめぐって複数のビッグクラブが虎視眈々 契約延長望...の画像はこちら >>

バイエルンのダヨ・ウパメカノ photo/Getty Images

現契約は来年6月末で満了

センターバックの補強を検討しているクラブにとってバイエルン・ミュンヘンのダヨ・ウパメカノは注目の存在だろう。

屈強なフィジカル能力を武器にして対人守備で無類の強さを誇る同選手にはバイエルンのヴァンサン・コンパニ監督も全幅の信頼を寄せているが、バイエルンとの契約は来年6月末まで。

このまま契約延長が行われなければ、来年夏に移籍金の発生しないフリー移籍での獲得が可能となっている。

このため守備陣の若返りを進めているレアル・マドリードは、既に数カ月前からウパメカノの動向を注視している。また、ドイツ紙『Bild』のクリスティアン・ファルク記者によれば、リヴァプールもウパメカノに興味を示しているという。

「リヴァプールはウパメカノの獲得を検討している。リヴァプールではイブラヒマ・コナテの契約が満了に近づいていて、彼の代わりとしてウパメカノがリストアップされている」

主力選手のフリー移籍を阻止したいバイエルンは、近日中にウパメカノと契約延長に向けた本格的な交渉を開始することにしている。しかし、『Bild』のトビアス・アルトシェッフェル記者は、バイエルン首脳陣には早期に交渉を成立させる必要があると指摘する。

「時間が経つほど状況はバイエルンにとって悪いものになる。なぜなら時間をかければ他のビッグクラブもウパメカノの獲得レースに参戦してきて、契約延長のためにより多くの資金が必要になるからだ。ウパメカノが怪我することなく現在のコンディションを維持すれば、契約延長はバイエルンにとってますます難しくなるだろう。彼らは延長を望んでいるが、ライバルとなるレアルやリヴァプールは強敵だ」 

果たしてウパメカノは自身の去就についてどのような決断を下すのだろうか。

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