U-20日本代表 photo/Getty Images
市原吏音が2戦連発
U-20ワールドカップのグループA第2節が現地時間30日に行われ、U-20日本代表は開催国のU-20チリ代表と対戦した。
初戦のU-20エジプト代表戦で2-0で勝利した日本。
完全アウェイの中、立ち上がりからアグレッシブな姿勢を見せる日本。すると31分に高岡がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。しかし今大会で導入されている、監督のリクエストでビデオ判定が行われる『フットボール・ビデオ・サポート(FVS)』をチリ側から要求。それでも判定は変わらず、日本にPKが与えられた。先制のチャンスだったが、キッカーを務めた高岡のシュートはGKに防がれ絶好機を逃してしまった。
前半をスコアレスで折り返し、後半立ち上がりも積極的なプレイを見せた日本。51分、MF齋藤俊輔がペナルティエリアで倒されたが笛は吹かれず。ここで今度は日本側がFVSを要求。ビデオ判定の結果、判定が変わり日本がPKを獲得し、これをキャプテンの市原が冷静に沈めてPK成功。
リードした日本はその後チリの猛攻に遭うも、必死の守備でゴールを割らせない。すると82分、途中出場のMF横山夢樹がペナルティエリア手前でボールを収めて右足を一閃。ゴールネットを揺らして日本がリードを広げた。
試合はそのまま終了し2−0で日本が2連勝。これで2019年ポーランド大会以来の決勝トーナメント進出が決定した。日本は次節、現地時間3日にニュージーランド代表と対戦する。