プレミア制覇に向けて“司令塔の魔法”は欠かせない! アーセナ...の画像はこちら >>

アーセナルのウーデゴー photo/Getty Images

今シーズンこそ優勝できるか

プレミアリーグで3年連続2位に留まるアーセナルは今シーズンこそ悲願のタイトルを獲得できるのだろうか。

ミケル・アルテタ体制で着実に力をつけてきたアーセナル。

タイトルまであと一歩と状態が続いているが、そんな無冠状態に終止符を打つべく、今夏同クラブはエベレチ・エゼやヴィクトル・ギェケレシュ、マルティン・スビメンディなどを獲得し、戦力アップを図った。

この大型補強により、ブカヨ・サカやマルティン・ウーデゴー、カイ・ハフェルツといった昨シーズン絶対的存在だった選手らがいなくても戦えるチームをアルテタ率いるアーセナルは作り上げた。スター選手揃いのスカッドを整え、タイトル獲得へ準備万端に思えるが、リヴァプールOBのジェイミー・キャラガー氏はチームの司令塔であるウーデゴーの活躍が優勝には欠かせないと考えているようだ。

アルテタ・アーセナルの司令塔として君臨し、2022年からはキャプテンも務めるウーデゴー。22-23シーズンにはリーグ戦37試合で15ゴール7アシスト、23-24シーズンにはリーグ戦35試合で8ゴール11アシストを記録するなど、魔法のような瞬間を幾度となく生み出してきた。

しかし、怪我に悩まされた昨シーズンは3ゴール8アシスト。ゴール不足や安定しないパフォーマンスが批判されることもあった。今シーズンも負傷があり、まだ1アシストのみとなっているが、キャラガー氏は英『Sky Sports』にて「もしマルティン・ウーデゴールが数年前の状態を取り戻せるのなら、あのポジションでパスを繋ぐことができ、優勝の大きなチャンスが生まれるだろう」と語っており、アーセナルの優勝にはウーデゴーの完全復活が欠かせないという。

サカやエゼ、ライス、スビメンディなどチャンスを作れる選手が多数アーセナルには揃っているが、キャプテンであり精神的支柱でもある司令塔がかつての輝きを取り戻せば、チームがさらにレベルアップすることは間違いない。

まだシーズンは序盤で、必ずウーデゴーの活躍が必要な時がくるが、アーセナルの司令塔は再びあの輝きを放てるか。

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