CLでマルセイユに完敗したアヤックス photo/Getty Images
CLでは2連敗のスタート
国内リーグのエールディヴィジでは開幕から7試合で4勝3分、チャンピオンズリーグではリーグフェーズ第1節でインテルに0-2で敗れると、続く第2節のマルセイユ戦は0-4の完敗と、オランダの名門アヤックスは厳しい立ち上がりだ。
特に直近のマルセイユ戦はショックが大きいだろう。
当然オランダメディアの論調も厳しい。ここ3シーズンは優勝を逃しているとはいえ、本来はエールディヴィジでも頂点に立つことが求められているクラブだ。CLの結果はもちろん、国内での4勝3分という立ち上がりも納得できるものではない。
オランダ『De Telegraaf』はマルセイユ戦の出来について「アヤックスはマルセイユ戦で何をしたか?何もしていない。エールディヴィジ3位のチームはまるで首のない鶏のようにヴェロドロームを彷徨っていた」と手厳しい。
『De Volkskrant』は「アヤックスは自分たちがCLの舞台にふさわしいと考えているかもしれないが、全くの誤りだ。今の彼らは全てにおいて不十分だ。アヤックスは(監督だった)ファリオーリを手放してハイティンハを迎えたが、以前から監督を任せるには若すぎるとの声もあった」と指揮官の選考にも疑問を投げかけている。
板倉としてもCLでの戦いを待ち侘びていたことだろうが、ここまでは悔しい結果となっている。