“3000万ポンド”以上なら動く? ユナイテッドがストライカ...の画像はこちら >>

昨季終盤は活躍を見せたザークツィー photo/Getty Images

出場機会不足か

マンチェスター・ユナイテッドは、今シーズン、ベンチからの出場が4試合に留まっているFWジョシュア・ザークツィーを、1月の移籍市場でローン移籍させることを検討しているようだ。ルベン・アモリム監督は、ヨーロッパ大会とカラバオ・カップの出場がないため、試合数が限られ、多くの才能ある選手たちが十分な出場機会を得られていないという大きな問題を抱えている。

『CaughtOffside』が報じている。

ユナイテッドは、ベンヤミン・シェシュコを6600万ポンドという高額な移籍金で獲得したが、ザークツィーは同選手とのポジション争いに敗れ、マテウス・クーニャの負傷後にシェシュコが先発に定着して以降、ザークツィーの出番はさらに限られている。『The Sun』によると、コモなどのイタリアのクラブが、ザークツィーへの関心を示しており、クラブは3000万から3500万ポンド程度のオファーがあれば、完全移籍も検討する可能性があるという。

もしザークツィーが退団した場合、ユナイテッドはシェシュコをサポートする経験豊富なストライカーを補強する必要がある。シェシュコはポテンシャルを持つものの、プレミアリーグのインテンシティにまだ適応している途上であり、彼一人に頼るのは難しい。

そこで注目されるのが、バイエルン・ミュンヘンのハリー・ケインだと同紙は指摘。1月には5700万ポンドの契約解除条項が有効になると報じられている。アモリム監督は、中盤の補強も課題だが、ザークツツィーの放出を機に、ケイン獲得というプレミアリーグでの実績が確かなフォワード獲得に動くのか、今後のクラブの決断が注目される。

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