レアル・マドリードのDFエデル・ミリトン photo/Getty Images
大怪我からのカムバックでブラジル代表復帰を果たしたミリトン
レアル・マドリードに所属するブラジル代表DFエデル・ミリトンが、2年連続で大怪我を負ったことから引退を検討していたことを告白した。スペイン『MUNDODEPORTIVO』が伝えた。
2019年夏にレアルに加わったミリトンは、元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスと元フランス代表DFラファエル・ヴァランが退団した2021-22シーズンからレギュラーに定着。対人守備の強さやビルドアップ能力の高さを武器にクラブのラ・リーガ制覇やチャンピオンズリーグ(CL)優勝にも貢献していた。
そんなミリトンは2023-24ラ・リーガ開幕戦のアスレティック・ビルバオ戦で左ヒザ前十字靭帯断裂の重症を負った。長いリハビリ期間を経て復帰した昨季も11月上旬に今度は逆足となる右ヒザ前十字靭帯断裂の大怪我で2年連続の離脱となった。
今季はここまでラ・リーガ6試合に出場しているミリトンは、コパ・アメリカ2024以来のブラジル代表に召集され、韓国代表との親善試合を経て、日本代表とのキリン・チャレンジカップのために来日予定。復活の兆しを見せている同選手だが、2年連続で靭帯断裂の大怪我はやはり堪えるものがあったようだ。
「2回目のケガのとき、いろんなことが頭の中をよぎった。サッカーをやめようと思ったんだ。簡単じゃない。でも妻や娘、チームメイトの支えがあって、今ここでまたいいプレイができている」
「この2年間は本当に苦しかった。2度の非常に重いケガがあったから。2回目のときは、もう手術やリハビリのプロセスを知っている分、違う向き合い方ができた。