なぜC・ロナウドはハングリー精神を失わない? 40歳になって...の画像はこちら >>

ポルトガル代表で戦い続けるロナウド photo/Getty Images

目指すは来年のW杯制覇だ

40歳を迎えてもモチベーションの火が消えることはなく、2026W杯参戦へ準備を進めているポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド

2026W杯出場の目標に加え、現在はキャリア通算1000ゴールの大台も追いかけている最中だ。

なぜロナウドはここまでハードワークを続けられるのか。現在ポルトガル代表を指揮するロベルト・マルティネスは、ロナウドが普通の選手とは違う異常なメンタリティを備えていると語る。

「キャリアの中で多くの天才プレイヤーたちと仕事をしてきた。彼らはエリートと呼ぶにふさわしい頭脳を備えている。しかし、クリスティアーノはハングリー精神を失うことがない。通常の選手は何かを勝ち取ったり、成し遂げた翌朝には同じハングリー精神を失ってしまうものだ。しかし、クリスティアーノのそんな姿は見たことがない。彼にとっての翌朝とは、さらに強く成長し、再び勝利を収めるチャンスの到来を意味するのだ。このメンタルは他に類を見ないものだ」

「彼は20年にわたるキャリアを歩んできた。確かに若い頃と同じ選手ではないかもしれないが、常に貢献する術を見つけている。そしてピッチ上でのプレイは他の選手にとって模範となるものだ。プレイすること、代表チームの一員として戦うことへの情熱は誰の目にも明らかだ。
(代表で)200試合以上に出場してなお、今も模範であり続けている。彼は永遠に記憶される存在だ」(『GIVE ME SPORT』より)。

代表キャリアで足りないものがあるなら、W杯のタイトルしかない。2026W杯は本当に最後のチャンスとなるはずで、ロナウドはもちろん、ポルトガル国民の思いはかなり強いはずだ。



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