勝てば自力で出場を決めるイングランド代表のトゥヘル監督 Photo/Getty Images
イングランド、スイス、フランス、ポルトガルが出場濃厚
ヨーロッパではこの10月の代表ウィークで、主に2026年W杯の欧州予選が行われている。世界ではすでに日本を含む21チームが出場を決めており、先日アフリカ予選ではガーナが出場を決めたが、月曜日、火曜日の試合しだいでいよいよヨーロッパからも出場チームが決まる可能性がある。
次戦で出場を決める可能性があるのはイングランド、スイス、フランス、ポルトガルの4チーム。まずもっとも可能性が高そうなのがグループKのイングランドだが、勝ち点15で首位に立っており、次戦ホームのラトビア戦で勝利すれば他の試合の結果によらず出場権を獲得することができる。
グループBのスイスは、現在勝ち点9。2位のコソボが勝ち点4で2位であり、スイスが勝利、そしてコソボがスウェーデンに引き分けもしくは敗れれば、スイスの出場が決定する。
フランスも勝ち点9のグループD首位。次戦アイスランド戦に勝利し、勝ち点4の2位ウクライナがアゼルバイジャンに引き分けもしくは負けでフランスの出場権が確定する。
グループFのポルトガルも、同様に勝ち点9で首位。次節は勝ち点4で2位のハンガリーと対戦することになっており、ハンガリーに勝つことが条件となる。しかしグループ3位のアルメニアが最下位アイルランドに勝つとアルメニアに可能性が残るため、引き分けかアイルランドの勝利が必要となる。
今回の予選で、自力で出場権を確定させることができるのはイングランドだけだが、ついにヨーロッパからも出場国が決まることになりそうだ。優勝候補が多い地域であるため注目度が高い欧州予選、まずは常連国が順当に切符を手にすることになるか。