ルヴァンカップを制した広島 photo/Getty Images
確実にチャンスをものにした広島
11月1日、ルヴァンカップ決勝戦が国立競技場で行われた。
今シーズン最初のタイトルを争うことになった2チームは柏レイソルとサンフレッチェ広島。柏は準決勝2ndレグで川崎フロンターレに大逆転勝利を果たし、2戦合計スコア5-4でファイナルへ。一方の広島は準決勝で横浜FCに2戦合計4-1と快勝を見せて決勝へコマを進めている。
Jリーグ屈指の戦術家指揮官同士による決勝戦となったが、この両チームによる今シーズンのリーグ戦は2引き分け。お互いの力は拮抗している。
そんな決勝戦で先手をとったのは広島だ。25分右サイドの中野のロングスローから荒木がヘディングで合わせてゴール。GKやDFとの競り合いを物ともせず豪快にネットを揺らした。
ボールを保持しながらも先手をとられてしまった柏はサイドからチャンスを作ろうと試みるが、なかなかシュートまで持っていけない。
すると38分再び広島が試合を動かす。木下が倒されゴール前でFKを獲得すると、キッカーは東。ニアサイドへ綺麗な弧を描いたシュートはさすがの小島でも止めることはできず、ゴール。広島がリードを2点に広げた。
前半ATまたしても広島に得点。中野のロングスローをニアで佐々木が触ると、最後はジャーメイン良が豪快なボレーシュート。広島はロングスローから2点を奪い、3点リードで前半を折り返す。
点を取りに行く必要がある柏は後半から細谷と仲間、小西を投入し、前への圧力を高める。一方の広島は交代なしで後半へ。
1点をまず返したい柏はボールを保持しながら広島ゴールに迫ろうと試みるが、なかなか決定機を作らせてもらえない。そのため、柏は64分にジエゴを投入。サイドの活性化を促す。
3点のリードを奪い冷静に試合を進める広島は67分左サイドのクロスから川辺が抑えの効いたシュートを放つもこれは小島がキャッチ。ボールは持たれているが、広島が試合を決定づける4点目を狙いに行く。
広島は74分中村に代えて中島を投入。前線にフレッシュな人材を送り込んだ。
攻めあぐねていた柏だったが、80分ついに試合を動かす。縦パスに反応した細谷がディフェンスを背負いながらも強引に左足を振り抜く。反撃の狼煙となるゴールを決めた。
残り10分ほどで2点差となった広島は失点直後にジェルマン、新井、加藤を投入する。
サポーターの声援もあり勢いに乗る柏は84分再び細谷にチャンスが訪れるが、倒れ込みながらのボレーシュートは惜しくも枠外に。柏が終盤猛攻に出る。
後半ATは5分。柏にこれ以上の追加点を与えなかった広島が最後は見事にゲームを終わらせ、3-1でルヴァンカップ決勝に勝利。広島は2022年以来3大会ぶり2度目の優勝を飾った。
柏レイソル 1-3 サンフレッチェ広島
柏レイソル得点者
細谷真大(81分)
サンフレッチェ広島得点者
荒木隼人(25分)、東俊希(38分)、ジャーメイン良(45+2分)
2025 JリーグYBCルヴァンカップ
— フジテレビサッカー (@cxfootball) November 1, 2025
柏レイソル サンフレッチェ広島
前半38分サンフレッチェ広島
東俊希がゴール正面のFKを右隅に決め追加点!
柏レイソル 0️-2️ サンフレッチェ広島#ルヴァンカップ決勝
フジテレビ系列で放送中!@REYSOL_Official@sanfrecce_SFC@J_League pic.twitter.com/hWSoJYHZCa

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